【受賞者発表】01Booster Capital、カーブアウト・スピンオフ特化の支援プログラム「SPINX」、CEATEC 2025にて事業創出ピッチを開催し3名が最優秀賞・特別賞を受賞
- Shinsuke Hamamiya
- 6 days ago
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株式会社ゼロワンブースターキャピタル(以下、01Booster Capital)が運営するカーブアウト・スピンオフ特化の支援プログラム「SPINX」は、2025年10月17日(金)にCEATEC2025(会場:幕張メッセ)のネクストジェネレーションパーク内で、事業会社発新規事業/スピンアウトのピッチコンテストを実施しました。

本コンテストでは、企業内で構想・実装が進む新規事業やスピンオフ予備軍によるピッチが披露され、会場の来場者がオンライン投票により審査を行う形式で進行しました。
当日は大手企業やスタートアップ支援者、行政関係者らが来場し、リアルな現場での事業構想の熱量や実装に向けた覚悟が評価されました。審査は「会場参加者全員が共創視点で投票する」ことを重視し、事業性のみならず、社会実装のリアリティや事業仮説への挑戦姿勢が評価軸とされました。
<ピッチ登壇者一覧>
・AbZero株式会社 代表取締役 荒 智子 ※元会社:株式会社NTTデータ
・株式会社PathAhead 代表取締役CEO 伊賀 将之 ※元会社:株式会社本田技術研究所
・三菱地所株式会社 30min.事業責任者 中村 瞳
・DigKnow株式会社 代表取締役CEO 伊藤 悠一
・ローム株式会社 グループリーダー 矢熊 宏司
・SOPHiART株式会社 代表取締役CEO 秋田 晋吾 ※元会社:株式会社Seed Bank
・DIC株式会社 サイエンティスト 東條 健太
・株式会社ジャパンディスプレイ ディスプレイ部 主管 奧山 健太郎
及び
株式会社Diphylleia 代表取締役 太田 光彦
※敬称略・登壇順
各賞の受賞者発表
最優秀賞
伊賀 将之 氏/株式会社PathAhead
アフリカに持続可能な道路網を築く、砂漠砂製の道路舗装材「Rising Sand(ライジングサンド)」
元会社:株式会社本田技術研究所
※来場者のオンライン投票で最も優れた事業として最多得点を得て選定されました。
DEEPTECH賞
矢熊 宏司 氏/ローム株式会社
脱SLAM 地図を使わない自律走行技術
※来場者のオンライン投票で、ネクストジェネレーションパークのテーマである「次世代のイノベーションエコシステム」に最も近い事業として最多投票を得て選定されました。
埋もれている技術が光るで賞
東條 健太 氏/DIC株式会社
花は2度咲く 非遺伝子操作で輝く生花発光システム「RADilys(ラディリス)」
※来場者のオンライン投票で、世の中の多くにまだ知られていないキラリと光る埋もれている技術として最多投票を得て選定されました。
総合司会は、ANAホールディングス株式会社の社内新規事業「ANA Study Fly」(SPINX第2期採択者)からRina氏と、01Booster Capital パートナーの立山冬樹の2名にて実施いたしました。
カーブアウト・スピンオフ特化の支援プログラム「SPINX」について
SPINXは、企業内で眠る技術・構想を、事業として社会実装するための「出口設計」まで伴走するプログラムとして設計されており、今回のピッチはその実践機会のひとつとして開催しました。2026年以降も継続開催と参加企業・対象事業の拡大を見据え、エントリー希望企業の募集を今後開始していきます。
